チアのユニフォームを、5年つくり続けています。途中で一度、デザインを全部変えました

お客様の事例 / Cheer Club 様(株式会社スピードファースト様)

ベトナム・タイニン省で自社のカットソー縫製工場を運営する私たち株式会社SPeeDは、チアダンススクール Cheer Club 様のユニフォームを5年にわたって製作しています。この記事では、その途中で行ったデザインの全面刷新について、なぜ切り替えたのか・何が難しかったのかを、実際のところでお話しします。

掲載について:ブランド名・写真の掲載は運営元である株式会社スピードファースト様の許可をいただいています。スピードファースト様との3ブランドの取り組み全体は 「スポーツユニフォームOEM事例|3ブランド6年継続のベトナム生産」 でご紹介しています。

01

いま作っているもの

CONTINUITY

5年継続してご発注

VOLUME

約2,000セット/年

ITEM

トップス+スカート全9サイズ展開

METHOD

昇華転写生地を染める全面プリント

生産開始

別の国からの切り替えでご相談をいただく

途中でデザインを全面刷新

生地とプリント方式から見直し

現在 5年目

年 約2,000セットを継続

Cheer Club のチアダンスユニフォーム(トップス)|ポリエステル フル昇華転写でベトナム自社工場が5年継続生産
トップス。柄が縫い目をまたいで途切れないのが、フル昇華転写の特徴です。
Cheer Club のチアダンスユニフォーム(スカート)|ベトナム自社工場でフル昇華転写により製作
スカート。トップスと色を合わせ、上下セットでお届けしています。

02

切り替えのきっかけは、1つではありませんでした

もともとは別の国で生産されていました。私たちにご相談いただいた背景には、4つの事情が重なっていたと伺っています。

1

単価が上がってきた

同じものを作り続けているのに、コストが上振れしていく状態でした。

2

社会情勢への不安

生産地を1か所に依存し続けることへの懸念がありました。

3

やりとりの負担

仕様や修正の意図が伝わりきらず、確認に時間がかかっていました。

4

デザインを定期的に変えていく前提

この先も刷新を重ねるからこそ、長く一緒に取り組める相手を選び直すタイミングでした。

私たちが大事だと思っているのは4番目です。1回作って終わりなら、価格だけで選んでも構いません。これから何度も作り直す前提だからこそ、相手を選び直された——そういうご相談でした。

03

変えたのは、生地とプリントの方式でした

デザインの雰囲気を一気に変えるために、素材から見直しました。

BEFORE

従来の作り方

デザインの自由度に制約があり、表現できる柄の幅が限られていました。

AFTER

ポリエステル × フル昇華転写

当工場の定番である目付180g/m²のポリエステル生地に、全面プリント。柄・グラデーション・配色を自由に置けるようになりました。

昇華転写は生地そのものを染めるため、プリント部分が厚くならず、洗濯で剥がれる心配もありません。動きの大きいチアダンスとは相性のよい方式です。

04

難しかったのは「サイズ」と「色」でした

正直に申し上げると、切り替えの初回はすんなりとはいきませんでした。特に手間がかかったのが、この2つです。

DIFFICULTY 01

サイズの確認

キッズから大人まで着用される競技です。各サイズの寸法を1つずつ確認し、実物で合わせながら詰めていきました。

DIFFICULTY 02

昇華転写の色ブレ

女性・キッズ向けのウェアは色へのこだわりが強い領域です。指定いただいた色番号にどこまで近づけるかを、量産前にサンプルを重ねて詰めました。

昇華転写は色が動きやすい方式です。「必ず同じ色になります」とは申し上げず、どこまで寄せられるかを先に共有して合意するやり方をとっています。
色の管理については 「ベトナム縫製工場のカットソー品質管理」 で、実際に起きた不良とその対処まで詳しくお話ししています。

05

最初の1回を越えたあとは、静かになりました

0から1を立ち上げるときは、どんな案件でも確認の工数がかかります。ただ、そこを越えたあとが違いました。

0 → 1

立ち上げ時

サイズ・色・仕様を1つずつ確認。手間はかかりましたが、ここで決めたことが以降の基準になりました。

NOW

いまの発注

枚数をお伝えいただくだけ。納期も日本人どうしで相談できるため、途中で変わる要素が少なくなりました。

同じ商品を作り続けるご依頼ほど、型・寸法・色のデータが蓄積して、品質も納期も安定していきます。5年続いているのは、この積み重ねによるものだと考えています。

06

こういうご依頼が向いています

私たちがお引き受けしているのは、原則500着〜(試作300着は相談可)の継続的なご発注です。

向いていません

  • 100着未満の単発のご依頼
  • コストを最優先されるご依頼
  • 1回つくって終わりの予定

この場合は、私たちより向いている作り方があります。正直にお伝えします。

向いています

  • 同じ商品を毎年つくり続ける予定がある
  • デザインを定期的に刷新していく前提がある
  • 色や柄の自由度を上げたい(昇華転写は原則500着〜)
  • アパレルが本業ではなく、判断を相談しながら進めたい

よくあるご質問

Q複雑な配色やデザインでも作れますか?
A作れます。全面に柄を入れる場合は昇華転写が向いており、配色数が増えても単価が変わりにくいのが利点です。デザインの内容によって適した加工が変わるため、まずは作りたいものをお見せください。
Qサイズ展開は何種類まで対応できますか?
A子どもから大人まで、必要なサイズ展開に合わせてパターンを作成します。サイズごとの寸法は採寸で確認し、2 回目以降は同じデータで再現します。
Q毎年同じデザインで追加できますか?
Aできます。パターンと仕様のデータを自社で保管しているため、追加発注に対応できます。原則 500 着〜が主領域で、継続発注の見込みがあれば試作 300 着前後もご相談いただけます。

株式会社SPeeD

ベトナム・タイニン省/日本人生産管理者が常駐する自社縫製工場でカットソー・アパレル OEM を行うメーカー

会社情報・公的番号・第三者証の詳細

法人番号 6011001137139 / JASTPRO コード P002A8530000 / ベトナム税務番号 0314672228-002

設立
2020年(第7期)
自社工場
ベトナム・タイニン省
累計実績
386社・18.8万着
最小ロット
原則500着〜(試作300着 相談可)
縫製責任者
カットソー専門14年
離職率
約10%(業界平均の約半分)

→ 会社概要・公的/第三者証 7軸の詳細

※累計386社・18.8万着は問い合わせ・サンプル・量産を含む総数

「毎年つくるものを、そろそろ見直したい」——その段階からご相談いただけます。
ご相談は無料です。

無料で相談する

この記事について

当社(東京都渋谷区代々木4-33-10)が、ベトナム・タイニン省の自社カットソー縫製工場で製造した事例です。Cheer Club は株式会社スピードファースト様が運営するブランドで、ブランド名・写真の掲載許可をいただいています。当社と株式会社スピードファースト様は別法人です。
法人番号・輸出入者標準コード(JASTPRO)・ベトナム税務番号は、下部の会社情報カードに記載しています。