私たちが選ぶ、ベトナムのプリント工場

SPeeD のものづくり

シルクスクリーンプリント(ラバープリント)——仕上がりは「色の再現」と「版」で決まる。

縫製は自社工場で。そしてプリントも、私たちが自分の目で選んだ専門工場で刷っています。選ぶ基準は、設備の派手さではありません。狙った色を、安定して出せるか。その現場をお見せします。

プリントの品質を決める、4つの工程

1

製版

デザインを
スクリーン版に

2

調色

Pantoneで
色を数値化

3

プリント

自動ラインで
正確に刷る

4

乾燥・検査

定着させ
刷り上がりを確認

STEP 1 ・ 製版

デザインを、”版”に写す

シルクスクリーンのプリントは、デザインごとに「版(スクリーン)」を作ることから始まります。この版の精度が甘いと、線がにじんだり、細部が潰れたりします。私たちは、露光・製版の設備がきちんと整い、細かい柄まで再現できる工場を選んでいます。

デザインを写したスクリーン版(意匠は伏せています)
デザインを写したスクリーン版(意匠は伏せています)
露光・製版の設備。版の精度がプリントの精度を決める
露光・製版の設備。版の精度がプリントの精度を決める

STEP 2 ・ 調色(品質の核)

色を”数値”で合わせる

「前に頼んだ色と違う」「画面で見た色と違う」——プリントで最も多いトラブルが色です。私たちは感覚で合わせず、Pantone(パントン)のカラーガイドで色番号を決め、その番号にインクを調色します。色を”言葉”ではなく”数値”で共有するから、再現性が高く、次の発注でも同じ色を出せます。

Pantoneカラーガイド。目標の色を番号で指定する
Pantoneカラーガイド。目標の色を番号で指定する
色見本帳で狙った色を照合。感覚ではなく基準で決める
色見本帳で狙った色を照合。感覚ではなく基準で決める

指定した色番号に合わせてインクを調色する
指定した色番号に合わせてインクを調色する

私たちが色でもめない理由

色を「濃いめの赤で」といった言葉で伝えると、人によって受け取り方が変わり、上がってから「違う」となります。私たちは発注前にPantoneの色番号ですり合わせ、その番号で刷る。だから仕上がりのイメージが揃い、リピート時も同じ色を再現できます。急ぎの案件ほど、この最初のすり合わせが効きます。

STEP 3 ・ プリント

刷り手の技術で、色を重ねる

色が決まったら、いよいよプリントです。多色のデザインは、色を1枚ずつ順番に重ねて刷ります。ここで効くのが刷り手の技術——版の位置合わせや力加減ひとつで、線のシャープさも色の乗りも変わります。まとまったロットでも一枚ずつムラなく刷り上げられるかは、設備よりも人の熟練で決まります。

刷りの現場。色や位置を確かめながら一枚ずつ刷り重ねる
刷りの現場。色や位置を確かめながら一枚ずつ刷り重ねる
多色を1色ずつ順番に重ねていく
多色を1色ずつ順番に重ねていく

版の位置を合わせて刷る。ここに熟練が出る
版の位置を合わせて刷る。ここに熟練が出る

ロゴや文字だけでなく、写真やグラデーションも「網点(あみてん)」という細かい点の集まりで表現できます。点の密度で濃淡を出すので、複雑な絵柄もプリントで再現できます。

網点(ハーフトーン)。細かい点の粗密で写真の濃淡を表現する
網点(ハーフトーン)。細かい点の粗密で写真の濃淡を表現する

STEP 4 ・ 乾燥・検査

インクを定着させ、刷り上がりを確認する

刷ったインクは、熱を通して生地にしっかり定着させます。乾燥コンベアを通すことで、洗濯しても割れにくい・剥がれにくいプリントになります。乾いたら、刷り位置・色・かすれを一枚ずつ確認してから次へ進みます。

乾燥コンベア。熱でインクを生地に定着させる
乾燥コンベア。熱でインクを生地に定着させる
刷り上がりを確認。刷り位置・色をチェックして縫製へ
刷り上がりを確認。刷り位置・色をチェックして縫製へ

この工場を選んだ「目」

私たちの工場に常駐する日本人の生産管理者は、日本のプリント工場で経験を積んできた人物です。カタログの設備スペックではなく、実際の刷り上がりと現場の仕事ぶりを自分の目で確かめて、この工場を選びました。派手な最新設備よりも、狙った色を安定して出せる「人の技術」——そこを見ています。

代表より

「プリントで一番もめやすいのは”色”です。頭の中のイメージや画面の色は、人によって違って見える。だから私たちはPantone(パントン)の色番号で指定して、数値で合わせます。版の精度や色の再現をこの目で確かめられる工場を選ぶために、現地に何度も足を運んできました。」

— 株式会社SPeeD 代表取締役社長 山下 侑斗

プリントの先には、私たちの自社縫製

色を数値で合わせて刷ったパーツは、日本人が常駐する私たちの自社工場で縫製し、3段階の検品を経てお客様へ。プリントから縫製まで、品質を一気通貫で握ります。なお、全面プリントに使う昇華転写は、別の専門工場で定期的に対応しています。▶ 私たちの検品・品質管理はこちら(品質コラム)▶ 生地の選び方はこちら(生地コラム)

よくあるご質問

Qプリントは自社で行っているのですか?
Aいいえ。プリントは代表が自ら選定した専門の協力工場に依頼しています。縫製は自社工場で行い、その前後は専門の工場に任せるという分担です。
Qどのプリント方式に対応できますか?
A昇華転写・シルクスクリーン・熱転写に対応しています。ポリエステルの競技ウェアは昇華転写、綿素材はシルクスクリーン、立体感を出したい場合は刺繍、と使い分けます。
Qプリントを含めた納期はどのくらいですか?
A量産は仕様確定後、通常 60〜90 日(海上輸送を含む)が目安です。サンプル自体は 1〜2 週間で出せますが、修正を挟んで仕様が確定するまでは 1 ヶ月ほど見ていただくと確実です。

株式会社SPeeD

ベトナム・タイニン省/日本人生産管理者が常駐する自社縫製工場でカットソー・アパレル OEM を行うメーカー

会社情報・公的番号・第三者証の詳細

法人番号 6011001137139 / JASTPRO コード P002A8530000 / ベトナム税務番号 0314672228-002

設立
2020年(第7期)
自社工場
ベトナム・タイニン省
累計実績
386社・18.8万着
最小ロット
原則500着〜(試作300着 相談可)
縫製責任者
カットソー専門14年
離職率
約10%(業界平均の約半分)

→ 会社概要・公的/第三者証 7軸の詳細

※累計386社・18.8万着は問い合わせ・サンプル・量産を含む総数

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Pantone番号での色合わせにも対応します。

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