カットソーOEMをベトナムで。工場選びのポイントと日本人管理の強み

カットソーOEMとは:Tシャツ・スウェットなどのカットソー製品の製造を外部工場に委託する生産方式です。ベトナムは中国に比べ人件費が約30〜40%低く、カットソーのOEM生産先として急速に選ばれています。株式会社SPeeDは原則 500 着〜の中ロットに対応し(継続発注見込みで 300 着前後の試作も相談可)、日本人が現地工場で品質管理を行います。当社の自社工場はホーチミン・タンソンニャット国際空港から車で約 1 時間。ベトナム出張時の工場視察にも組み込みやすい立地で、初回打合せから現地確認まで意思決定スピードを保てます。

「カットソーのOEMを、もっとコストを抑えて安定的に生産したい」——そう考えたとき、ベトナムという選択肢が現実的な解になりつつあります。本記事では、カットソーOEM生産をベトナムで行うメリット、工場選びの注意点、そして日本人管理体制のある当社の強みについて解説します。

なぜ今、カットソーOEMの生産先にベトナムが選ばれるのか

カットソーOEM工場の縫製工程 - JUKIオーバーロックミシン(ベトナム南部・ホーチミン近郊(タイニン省) SPeeD 自社工場)
ベトナム南部・ホーチミン近郊(タイニン省) SPeeD 自社工場のカットソー縫製ライン(JUKI オーバーロック、2026年3月撮影)

日本のアパレル業界において、カットソー製品(Tシャツ・スウェット・カジュアルトップスなど)の海外OEM生産は、もはや当たり前になりました。しかし、長年の主力だった中国工場への依存に対して、近年は「ベトナムへの切り替え」を検討する企業が増えています。

その背景には、中国の人件費上昇、地政学リスクの高まり、関税面の変化があります。一方、ベトナムはASEAN諸国の中でも縫製産業の成長が著しく、特にカットソーのような「量産×安定品質」が求められるアイテムとの相性が優れています。

ポイント:ベトナムは日本とのEPA(経済連携協定)により、衣類の関税が優遇されるケースがあります。中国からの切り替えで輸入コストが下がった企業も少なくありません。

カットソーOEMにベトナム工場を選ぶ5つのメリット

カットソーOEMの裁断工程 - 型紙通りの精密カット(SPeeD ベトナム工場)
型紙通りの精密裁断(カットソー製品の基礎となる工程)

1. 人件費の競争力

ベトナムの縫製工の平均人件費は、中国の沿岸部と比較して大幅に低い水準にあります。カットソーのように縫製工程が比較的シンプルなアイテムでは、この人件費差がダイレクトにコストメリットとして反映されます。

2. カットソー縫製との高い親和性

ベトナムの縫製工場は、Tシャツなどのカットソー製品を大量に生産してきた実績があります。裁断→縫製→プリント→検品という一連のフローが確立されており、品質の安定性が高いのが特徴です。当社でも天竺、鹿の子、裏毛、メッシュ、吸汗速乾素材など幅広いカットソー生地に対応しています。

3. EPA(経済連携協定)による関税メリット

日本・ベトナム間のEPA・RCEPにより、原産地規則などの条件を満たす場合は衣類の関税優遇を利用できる案件があります。適用可否は生地の原産国や製造工程によって異なるため、案件ごとに確認します。詳しくは中国からベトナムへの切り替え記事でも解説しています。

4. 地理的・時差的な近さ

ベトナム(ホーチミン)と日本の時差はわずか2時間。中国とほぼ変わらないタイムゾーンで、リアルタイムのやり取りが可能です。直行便で約6時間とアクセスも良好で、工場視察も比較的容易に行えます。

5. 継続生産を支える人員定着と現場管理

当社の自社工場の年間離職率は約 10%(ベトナム縫製業界平均の約半分)で、縫製責任者はカットソー分野で 14 年の経験があります。担当者が長く定着することで、追加発注時の縫製仕様や品質基準を引き継ぎやすい体制を整えています。

カットソーOEM工場を選ぶときに確認すべき3つのポイント

カットソーOEM工場の色管理 - PANTONE カラーチェック
色ブレを最小化する PANTONE 現物照合(工場選定で確認すべき品質管理の実例)

ベトナムにカットソーOEMを委託する際、「どの工場に頼むか」は品質とコストに直結する重要な判断です。以下の3点を必ず確認してください。

  1. カットソー専門の縫製実績があるか
    ウーブン(織物)中心の工場にカットソーを頼むと、伸縮素材の扱いに慣れておらず品質トラブルが起きやすくなります。ニット・カットソー専門の設備と実績がある工場を選びましょう。
  2. 日本語でのコミュニケーションが可能か
    仕様のニュアンスや品質基準は、言語の壁で大きく齟齬が生じます。日本語対応が可能なスタッフ(できれば日本人)が常駐しているかは重要な判断材料です。
  3. 検品体制が明確か
    生地受入から完成品・出荷判定までの検品工程、抜き取り検査の合否基準(AQL など)、不良品の対応ルールが明文化されているかを確認しましょう。検品の段階と基準が曖昧な工場ほど品質リスクが高くなります。

注意:価格の安さだけで工場を選ぶと、納期遅延・品質不良・コミュニケーション断絶といったトラブルに繋がるケースがあります。特に初めての海外OEMでは、日本人が関与する管理体制があるかどうかが成否を分けます。

カットソー OEM の継続発注、まずは無料で相談してみませんか

500-2,000 着 × 継続発注に最適化したタイニン省の自社縫製工場で、襟ネーム・OPP個包装・色合わせまで一気通貫。中国比 200 円安の単価レンジ、日本人生産管理者 常駐の安心、サンプル代金は定期発注前提なら無料です。1-2 営業日以内に折り返します。

当社(SPeeD)のカットソーOEM生産体制

SPeeDのカットソーOEM完成品 - 日本向けコンテナ出荷
完成したカットソー製品を日本向けに船積み出荷(ベトナム南部・ホーチミン近郊(タイニン省) → 日本)

株式会社SPeeDは、ベトナム南部・ホーチミン近郊(タイニン省)に自社縫製工場を構え、カットソー製品のOEM生産を専門としています。

項目 当社の対応
工場所在地 ベトナム南部・ホーチミン近郊(タイニン省)
得意アイテム Tシャツ・スウェット・スポーツウェア
対応素材 天竺・鹿の子・裏毛/裏起毛・メッシュ・吸汗速乾
プリント シルクプリント・昇華転写
最低ロット 原則 500 着〜(試作 300 着 相談可)
品質管理 日本人スタッフが現地常駐。①生地受入確認 ②縫製中の中間確認(検品チーム6名)③完成品検品 ④出荷判定の4工程
納期目安 サンプル承認後 60〜90日
累計実績 382社・18万3,000着(問い合わせ・サンプル・量産を含む総数)

日本人スタッフによる現地常駐管理

SPeeD ベトナム工場の日本人スタッフと現地カットソー縫製チーム
日本人スタッフが現地常駐し、カットソー生産を直接管理(2026年3月、ベトナム南部・ホーチミン近郊(タイニン省) SPeeD 自社工場)

当社の最大の特徴は、日本人スタッフがベトナム工場に常駐して生産管理を行っている点です。これにより「日本語で細かいニュアンスまで伝わる」「品質基準のブレが少ない」「問題が起きたときに即座に対応できる」という、海外OEMで最も不安視されるポイントをクリアしています。

実際にご利用いただいたお客様のご感想は、お客様の声ページでご紹介しています。

中国工場からの切り替えにも対応

現在中国でカットソーを生産しているが、コストや品質、リスク分散の観点からベトナムへの移管を検討されている企業様には、既存の仕様書・型紙をベースにしたスムーズな移行をサポートしています。仕様書がない段階でも、パターン作成からお手伝いできます。中国からの切り替え詳細はこちらをご覧ください。

カットソーの生地・仕様で迷ったら

無料で相談する


こんな会社のカットソー継続生産に向いています

  • オリジナルTシャツ・スポーツウェア・カットソーを継続的に販売している会社
  • 原則 500 着〜(試作 300 着 相談可)の定期発注を継続的に見込める会社
  • 品質と納期の安定を、コストと同じくらい重視している会社
  • 中国生産からベトナムへの切り替えを検討している会社
  • 日本語で直接やり取りしながら進めたい会社

「無地の既製品ボディを買ってプリント」で始めようとしている方へ

無地の既製品ボディを仕入れてプリントする——手軽で、少量ならそれが最善です。ただ、ある数量を超えると、ベトナムで直生産するほうが有利になります。

年間につくる数量


年間 1,000 着 分岐点 既製品ボディが合理的 ベトナムで直生産が有利 0 500 1,500 2,000 着 →

「ベトナムの工場に直接頼むのは、もっと大きなロットから」と思っていた方が、ここで驚かれます。当社の本発注は原則500着〜(試作300着 相談可)、1,000〜2,000着が主力の領域です。

無地の既製品ボディ
が向く

  • 1〜100着の即納。単発・ノベルティ
  • 配色4色以下のシンプルなプリント
  • 今のボディの仕様で問題ない

ベトナムで直生産
が向く

  • 年間500着以上を定番品として継続
  • 首元の開き・サイズ感・生地まで調整
  • 襟ネーム・下げ札・OPP袋まで一体管理

正直にお伝えします
1〜100着の即納や簡単なプリントなら、Printstar・United Athle などの既製品が合理的です。一方「レッスン前後に着脱しやすいよう首元を広めに」といったご要望は、既製品ボディでは選べる範囲に限られます。初回量産は60〜90日、以降は同じ仕様を継続してお届けします。

TシャツのOEM生産|対応生地と目付(標準スペック)

SPeeD は Tシャツ の OEM 生産を得意とし、用途に合わせて定番生地を標準化しています。原則 500 着〜(試作 300 着 相談可)の継続生産が主領域です。

定番生地 目付 向く用途
ポリ100% メッシュ 180g/m² 通気性のよいスポーツ・ドライ系 Tシャツ
綿100% 天竺 20/-(単糸) 170g/m² ノベルティ・物販 Tシャツ の定番
綿100% 天竺 36/2(双糸) 210g/m² 高単価販売のブランド Tシャツ

生地の選び方、全定番5種(メッシュ・天竺単糸/双糸・裏毛・インナー)の目付、定番在庫カラーの詳細は、カットソー生地の選び方大全で解説しています。

よくあるご質問

QTシャツはどんな生地に対応できますか?
Aはい、天竺・ドライ(ポリエステル)など幅広い生地のTシャツに対応しています。裏毛・裏起毛のスウェットも生産実績があります。
Qデザインデータはどの形式で送ればいいですか?
AIllustrator(AI形式)やPDFが最適です。仕様書があれば合わせてご提供ください。詳細はFAQページもご参照ください。
Q定期的に同じアイテムをリピート発注したいのですが可能ですか?
Aはい、定期生産は当社が最も得意とする形態です。「毎月○日発注・毎月○日納品」のように縫製ラインを確保する体制も可能です。自社ブランドの定番品を継続生産したい D2C・EC ブランドの方は、ブランドアパレルOEM|500着〜定番品の継続生産もあわせてご覧ください。
Q最小ロットはどれくらいですか?
A原則500着〜の中ロット継続生産が主領域です(継続発注の見込みがあれば、試作300着前後もご相談いただけます)。100着未満の超小ロットや単発のみのご依頼は対応外となります。
Q納期はどれくらいかかりますか?
A量産は仕様確定後、通常 60〜90 日(ベトナム→日本の海上輸送込み)が目安です。初回は試作・素材確認を含むため別途お時間をいただきます。年間スケジュールを四半期単位で組める定期生産であれば、縫製ラインを確保して納期を安定させられます。


株式会社SPeeD

ベトナム・タイニン省/日本人生産管理者が常駐する自社縫製工場でカットソー・アパレル OEM を行うメーカー

会社情報・公的番号・第三者証の詳細

法人番号 6011001137139 / JASTPRO コード P002A8530000 / ベトナム税務番号 0314672228-002

設立
2020年(第7期)
自社工場
ベトナム・タイニン省
累計実績
382社・18万3,000着
最小ロット
原則500着〜(試作300着 相談可)
縫製責任者
カットソー専門14年
離職率
約10%(業界平均の約半分)

→ 会社概要・公的/第三者証 7軸の詳細

※累計382社・18万3,000着は問い合わせ・サンプル・量産を含む総数

弊社の日本人が直接対応します。

無料で相談する

※ 100 着未満 / 30 日未満納期 / 単発系のご依頼は対応外。継続発注をご検討の法人様向け。